８８歳の老人の感動話。戦時中救ってくれた友人に会いに、家族の裏切りに嫌気がさして遠くへ旅に出る。
憎いドイツを踏まずにポーランドへ行きたいと、窓口に無茶を言うが、助けたのはドイツ人。戦争の過去は十字架としてみな背負っている。
行く先々で助けてくれる人がいるのは、このアブラハムさんの人徳だと思う。喧嘩別れした末娘も、上辺だけの言葉、五つの言葉は絶対に言わない。それだけ父を想っていると伝わった。しかもお揃いのタトュー入ってるし。
退屈だったらどうしようと思ったが、まったく退屈しないで何も考えずに観れた。
最後は客の想像に任せられるが、きっと2人で生きていくのかな。
沁みる話です。
