リアム

華氏 451のリアムのレビュー・感想・評価

華氏 451(2018年製作の映画)
3.3
リメイクとは知らずに観賞。ナチスが書物を焼いていたように、本が禁止されたアメリカ?が舞台。世界がそうなっているわけではないのか?でも世界がそうでないならそもそも話が成立しない気がする。

なんだか無理があるな〜。焼火士がヒーロー扱い(笑)それこそネットも無い、移動も制限されるような昔の話ならあり得るけど。そもそもそれによって民衆が幸せになっている感じがしないし、洗脳教育された子供達の姿が描かれる一方で反対派(うなぎ)の規模が小さく、現実味が低い。しかも暗記という曖昧さとよくわからないDNA的な結末。例えば民衆の暮らしや生活の辺りを描いてくれればもう少し違っただろうが、そうなったプロセスもよくわからず、「悪い影響を与えるから」的な理由だけが語られどう受け止めていいかわからない。

とまああまりいい所無い感じになってしまったが、近未来のまあまあインパクトのある映像はそれなりに楽しめるかな。

てかオリジナルを観ないとな。
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