Filmarksでの評価は低いけど、個人的には楽しめた一作。
1913年。孤島に観測員としてやってきた青年。ある夜、半魚人的生物に襲われ家を失い、粗暴な灯台守のグルナーと共に生活をすることに。グルナーは半魚人の女性をペットのようにしていた。
モンスターホラーのような位置付けですが、同じく孤島での灯台守を描いた「ライトハウス」同様に孤島での限定された人間関係と孤独から来る狂気を描いた映画でもあります!
寂寥感溢れる映像も美しい!劇中にはニーチェや宮本武蔵からの引用もあり。
半魚人女性が結構健気な上に、明らかに異形なのに微妙にエロいというバランス感のあるデザインw
グルナーのある行為にもそれなりに納得できるかも。
半魚人との関係もインディアンや黒人に対して白人がしたことをモチーフにしている感じで、この点も「モンスターホラー」とは違うところ。
オチは途中で読めるけど、映画のテイストには合っていて悪くないです。
個人的にはオススメ!