ALABAMA

ライトハウスのALABAMAのレビュー・感想・評価

ライトハウス(2019年製作の映画)
4.1
傑作を観た。
無駄のない、全てが合理的かつ観念的。実存主義の論調。
光の強さを強調したい時、色彩は邪魔になる。また、聳え立つ灯台を写す時、極力ワイドを切りたくなる。この映画の主役は人間ではなく、灯台である。
さらにこの映画には観ていくうちに正常な判断能力を失う、恐ろしさもある。観客側も被写体とともに深淵に引き摺り込まれる。
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