彼らと入れ替わった要員は普通に交替していったのだから、せめて彼らも1ヶ月で交替できていたら…。っていう所だろうけど、
ある程度予想はしていたけど、それを最悪の方に振り切ってさらに絶望感をプラスした破滅的な作品。
見終わったあとには吐き気しか残らなかった。
映画を見たあとでこんなに体調に異変を感じたのは初めて。
宗教を中途半端に絡ませるとどうしてこんな仕上がりになるのだろう。
途中で同じくウィレム・デフォーの『アンチ・クライスト』を思い出した。
2人の演技が評価されているけど、演技より過激な表現に重きが置かれていて、ラストが決まっていて間を埋めただけのような展開で、肝心な2人の心情や距離感はぞんざいに感じた。
しかもモノクロで天気も悪いから昼なのか夜なのか屋内なのか屋外なのかもわかりにくかった。
これって芸術的な素晴らしい作品なの?
すべてのシーンが夢に出てきそうだし、もれなく悪夢になりそう。