さくらんさんの映画レビュー・感想・評価

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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

割と早めに出てきた卵のくだりは何だったのだろう?
あのシーンだけ浮いている気がするけど、SF的な要素も散りばめたかったのかな?

砂漠に囲まれた閉鎖的な空間とか、限られた人達との交流、どこからともなく
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

ジュリアとジョージの安定感が半端ない作品。

娘という共通言語があるはずなのに、どうしてこんなに仲違いしちゃったんだろうっていうオープニング。

卒業旅行で訪れたインドネシアで現地の青年と恋に落ちてそ
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.3

ほんとにこんなハチャメチャな女性はいるのかな?
子を思う親心と、姪を守ろうとする愛も本物だと思うけど、やり方が下品だし、もっと近道がありそうなのに、どうしても嘘を重ねて短絡的な道を選んでしまう。

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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

2.9

設定も、ストーリーも何もかもがカオスな作品だった。

終演後、珍しく誰も席を立たなかったが、余韻を楽しんでいるというよりは、あっけに取られているという空気感だった。

予告編では彼の記憶に何か重大な事
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愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)

3.6

最初からステージ4の膵臓がんである事が判っていていちるの望みをかけてセカンドオピニオンを受けに行く所からはじまる。

ストーリーが明るい結末ではない事がすぐわかるので、没入するととても心が痛かった。
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

2.9

摩訶不思議なストーリー。

母は思い出に耐えられなくなって出て行ってしまうとストーリー説明にあるけど、良い意味ではなく、自分の母親と関わりたくなくて、あっさりと去って行ったかのように感じた(私の勘違い
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

3.7

いよいよこの一家ともお別れなんだなと。
きれいに完結してくれたので、視聴者の一人として気持ちよく燃え尽きられた。

テレビシリーズの時からありえない展開やエピソードも多かったけど、長い間見てきて総合的
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

ブラピの年齢に見合わない軽やかな動きがよい(もちろんダブルじゃなく、本人がちゃんと映っている所で)。

真田広之は立ち居振る舞いに品があって、殺陣がやっぱり美しかった。
出演シーンも多くてうれしい限り
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.4

原題は、『信じられないけど真実』。
登場人物が全体的にクセ強めで、ストーリー的には地下室の穴と同じ位、人工性器をつけた社長も気になるって。
邦題になると『地下室のヘンな穴』で、下ネタの方には触れないあ
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デリシュ!(2021年製作の映画)

3.5

平和で優しいストーリー。

理不尽な理由で、自分をクビにした公爵を見返す事ができたのかどうかがこの作品の肝。
失う物も多かったけど、得る物がより多かった
よう。

この時代の男女の職業の棲み分けはよく
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.3

原題も邦題も『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』だったが、最初から最後まで主体は夫であり『ストーリー・オブ・マイン』だった。

ちょっとミステリアスで美しいリジーだったけど、結局男を見る目がないなと。
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.3

とにかく目まぐるしい。
レストランでの一晩の出来事を主体は入れ替わるけど、ハンディで長回しをする『1917』のような撮影方法。

ツッコミどころが多く、『メリークリスマス』と口々に言い合っていたけど、
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L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

3.7

正しい事を主張し、真正面からぶつかって玉砕されてしまう正義感溢れる刑事の話。
米国警察の人種ネタって次々と作品になって行くけど、本当に『よくある事』なんだろう。

仮説と言われてしまったプール説で十分
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.9

テーマが流れてくると否が応でもワクワクしてくる。すっかり心に刷り込まれている作品のひとつ。

3人のレジェンド達が登場人物する度に、なぜかうるうるしてしまう。
『お元気そうで何より』と独りで勝手に親近
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.7

ネトフィリはやっぱりお金がある。
主役級の2大俳優の共演だし、何か国にも渡って派手なアクションを繰り広げ、作中でも言ってたけど、どこかの重要文化財で派手な破壊行為を繰り広げる。
銃を捨てて、わざわざ素
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.5

フランスのおバカチームによる本気のヒーローコメディ。
このチームの作品を観るのは、昨年の『シティコップ』に続き2作目。

役者達の面々を見ているだけでも、前作の余韻で面白くなりそうな予感。
お国柄のせ
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君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

3.7

妻に先立たれた男性が、妻を想うばかり老体に鞭打って、スコットランド北端からイングランド南西端までを路線バス移動するという無茶なロードムービー。

男性は長旅になりそうなのに、小さめのスーツケースでとて
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

有名どころがあまり出演していない作品。
イーサン・ホーク見たさにホラーが苦手だけど、劇場に足を運んだ。
結果的に観に行って大正解。

少し前の時代背景で、それに合わせてか、カメラワークもひと昔前の単調
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

時代の斜め上を行くおマセなゲイリーと、自分探し真っ只中のアラナの年の差カップルと、たまに絡むクセの強いキャラとのドタバタ劇。

15歳と25歳って、この年頃の年齢差は、中々勇気がいるだろう。
でもゲイ
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

4.3

サンドラ、チャニング、ブラッド3人の振り切り感が最高!
昨年の『フリーガイ』以来、映画館でゲラゲラ声を上げて笑った。

この3人は、3人共が、シリアスな演技もハマるんだけど、コメディもセンスもバッチリ
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.9

20世紀初頭の、育ちの良いボンボンに弄ばれたメイドの話かと、軽く考えて観に行ったら、殊のほかストーリーが深く、久々に心に響いた作品だった。

その育ちの良いボンボンのピーターの本心は、最後までわからな
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

予想通りだったけど、トム・クルーズのトム・クルーズによる、トム・クルーズのための映画だった。
本作はだいぶ若いパイロット達に譲った方だと思うけど、それでもやっぱりトムは、美味しい所をすべてかっさらう主
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.3

『ワンダヴィジョン』を見ていないので、ワンダの気持ちが理解できていないながらに観た。
ワンダは、アベンジャーズメンバーで好きなキャラだったので、今回の役どころは不本意だったな。
ドラマを観ていれば心情
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.3

久しぶりに出会った、正統派の自分探しの青春ストーリー。

つい思いのまま突っ走ってしまったり、恋は、自分の本心とは裏腹に、押しの強い男性と流されるようにつきあってしまったり。
ありがちな所が多く、既視
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ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

3.4

フォーレ島、別名ベルイマン島で、余生を過ごした、ベルイマン監督に作品にインスピレーションを受けて、創作活動を進めるカップルのストーリー。

ベルイマン監督が、巨匠と言われても、80年代よりも前の映画は
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

全編がモノクロ作品なので、余計な情報が省かれてよい。
先月見た『ベルファスト』もモノクロだったけど、違った効果が有り。
たまに流れるオルガンの様なBGMが、優しくて2人の関係性が深まっているのを感じら
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アネット(2021年製作の映画)

3.2

出演俳優に期待して観に行ったけど、ミュージカルにも、コメディにも、シリアスにも、どこにも属さない不思議な作品。
期待を大きく裏切られたけど、自分でも良い方か、悪い方だったのかは不明。

オープニングと
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

例年のコナン作品とは一線を画する作品。

コナンの劇場版と言えば、大きな物で移動したり、大規模に爆破されたりしているので、それを期待すると若干スケールとしては物足りない。
『渋谷』と『ハロウィン』と限
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.7

文化の違いが楽しめ、社会に翻弄される英雄の姿など、工夫されてて面白かった。

半分担がれたように英雄になってしまった、きっかけがちょっと不純な英雄。
本人の意に反して話が大きく美談になってしまい、本人
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

ニュートはやっぱりエディのハマり役。
シリーズものは、作品を重ねる毎に風呂敷が広がっていって、物語が壮大になって行くのは想定内。
面白かったけど、でも1作目のニュートと魔法動物達のシンプルなストーリー
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.3

ギルレモ監督の作品ともなればひと筋縄ではいかないだろうと思っていたけど、ここまで落差の大きい作品とは。

野望をもった男が、自分を大きく見せるために偽り続け、後に引けなくなって堕ちる所まで堕ちていった
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

アカデミー賞の本命作品で、話題性もあったけど、思っていた様な作品ではなかった。

日本で言えば高度成長期、世界的にも勢いがあって、当時の生活を活き活きと描いた作品だと思い込んでいたので、序盤から物騒な
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a-ha THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.7

Filmarksオンライン試写にて。

デビュー前から現在までの映像、写真を取り混ぜて編集されたドキュメンタリー作品。
キレイに処理されていて過去の映像も今の映像と見間違う所もあった。

本人たちの声
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.5

観終わったあと、疲労感がどっと来る。
6,7割型暴走車に揺られていて強盗犯と一緒に逃げているので、車に酔いやすい人は気をつけた方がいいかも。

久々のマイケル・ベイ作品だったけど、十八番の派手であり得
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.3

びっくりするくらい内容が薄かった。
女性版『ジョン・ウィック』を目指したのかどうかは不明だが、『キル・ビル』のような派手なドンパチ作品。

結局『あの図書館は何?』『司書たちは何者?』『組織とは?』な
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