ぱぷりー

イタリアの父のぱぷりーのネタバレレビュー・内容・結末

イタリアの父(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

イタリアの父
結婚・家族としての関係を迫られ、別れを選んだ恐らくゲイの主人公。
彼がお店で助けた妊婦にイライラして大変。
妊婦だから感情の起伏が激しいのはわかるが、あまりに自己中心的。
あんな人近くにいたら絶対序盤で見捨てる。でも、主人公は見捨てない。
無茶な要望にも応じて優しすぎる。

自由奔放な彼女と恋人と別れたばかりで暗い表情の主人公。向こう見ずな彼女の行動に従いつつもまじめな意見を述べ導いていく主人公と、色々と固い主人公を持ち前の明るさで柔らかくさせていく彼女の関係が絆で結ばれていく様は見ていて楽しかった。

しかし、そこで二人のベッドシーンがくる。
なぜ肉体が必要なのか。
友情に、絆に、身体を含まなければならないのか。何でもかんでも恋愛系にもってく。
ここで彼女にイライラしていた私の心は折れ、観賞を断念した。500円もかけて、頑張ってみたけど、ラストが考えさせられる内容だと知ってはいたけど、無理だった。