"人の不平等さ"が痛いくらいわかる映画。
他人を見下したり、感情的や論理的になったりするところは、人間誰もが共通している部分。
なのに、人間が人間を裁いていいの?
人の共通部分は無視して、人を殺したか殺してないかで裁いていく。
法で、人を殺してはいけないと言われいるのに、なぜ死刑は許されるの?矛盾してない?
最後のシーンの「あなたがたのうち だれがわたしに つみがあるとせめうるのか」がグッときた。
"生と死は紙一重。だからこそ、死がこわい。"
死刑囚と隣り合わせの教誨師目線での映画だったので、生と死について考えさせられる。
低予算?なのに、ここまで深い内容は初めて。何回見ても、飽きないような映画な気くする。