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教誨師のrのレビュー・感想・評価

教誨師(2018年製作の映画)
5.0
"人の不平等さ"が痛いくらいわかる映画。

他人を見下したり、感情的や論理的になったりするところは、人間誰もが共通している部分。

なのに、人間が人間を裁いていいの?
人の共通部分は無視して、人を殺したか殺してないかで裁いていく。
法で、人を殺してはいけないと言われいるのに、なぜ死刑は許されるの?矛盾してない?

最後のシーンの「あなたがたのうち だれがわたしに つみがあるとせめうるのか」がグッときた。


"生と死は紙一重。だからこそ、死がこわい。"
死刑囚と隣り合わせの教誨師目線での映画だったので、生と死について考えさせられる。


低予算?なのに、ここまで深い内容は初めて。何回見ても、飽きないような映画な気くする。
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