死刑囚を相手にする教誨師が主人公の映画。
作中はほぼ面会室での会話シーンだが、死刑囚を演じる役者さんが演技力高すぎてリアリティがあった。
癖が強いというか、社会的に不適合な思考の死刑囚ばかりだったが…
劇中に答えはない
1人の人間には明と暗の両面があるのは確か
それでも自分は「あなたには罪があるよ」と責めるだろうし、罪を憎んで犯人も憎むだろう
それはそれとして、執行を前にして震える彼を抱きしめ…
教誨師、このお仕事がボランティアだなんて、自分には絶対に無理だなと思わされる。
色んなタイプの死刑囚が居たけど、それぞれの罪はしっかりとは語られないが対話の中でうっすらと見えてくる性格や人間性。
あ…
エンディング後の映像特典なし。
深く考えさせられるお話でした。
役者さんが演じた役のその背景まで見れるような物凄い演技の方ばかりで役ではなくドキュメンタリーだと言われたらそう見れてしまうのではない…
淡々とした映画だった。
教誨師の佐伯が死刑囚6人と対話を重ねるだけの映画。
話のほとんどは無機質な部屋で死刑囚と話すだけ。
過去回想が少し入ったりしますが。
教誨師ってボランティアなんすか!?
…
死刑囚の精神の安定、心の安らぎのために対話する人のことを教誨師というみたい。
付き添いの刑務官が控えているものの、死刑囚と向かい合って座り、ひとりの人間の語りから彼ら自身と逃げずに向き合うというのは…
懲戒師が死刑囚たちと接見する中で自分自身と向き合わざるを得なくなり、懲戒師として牧師としての在り方を変化させていく。変わる前の彼の言葉は、神を持ち出した途端に、軽く安っぽくなっていた。死刑囚側は変化…
>>続きを読む©「教誨師」members