抹茶マラカス

教誨師の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

教誨師(2018年製作の映画)
4.4
漣さんはスタジアムで何度かお見かけして、お話ししたこともある大切なサッカーファミリーでした。少し離れたスタンドで台本片手にカッコよく座ってたり、息子さんがサッカー選手の六平直政さんと一緒に観戦されていたり。それを思い出して、また泣けてきました。早すぎるぜ…徳島は今年も楽しいサッカーしてくれると思うよ、漣さん…

死刑囚に向き合う教誨師にスポットを当て、死や罪との向き合い方を囚人ごとに話すだけで明らかにしていきながら、教誨師自身の過去も顕になっていく。人数が少し多すぎて渋滞もしていたが、根本的に問いかけてくるものは変わらない。少なくとも、自分があの生意気な論破小僧になっていないか自戒したくなる。(無論、相模原の事件のような思想は持ち合わせていないことは当然です)