パンケーキとペンギン

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へのパンケーキとペンギンのレビュー・感想・評価

4.0
主人公は他の映画ならあまり物語の主役にはならないタイプの無口な女の子。
コミュニケーションがうまくいかない感じとか視聴者ゼロのYou Tubeで前向きな言葉を発信する自我の強さとかリアルで痛くて、共感性羞恥が凄かった…

でも、ケイラが偉いなって思うのは、より良い自分になるために努力していたこと。私が中学生だったときは自分の境遇を嘆くばかりでケイラみたいに前向きに行動できなかったな。

劇中でいろんな経験をしたり、お父さんの愛情に触れる中で、ケイラは一皮むけたようだった。

この映画、中学生だった頃の私に見せたら、もしかしたらちょっと人生変わってたかもしれない。良い映画だった。