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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へのmanamiのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

序盤から「うーーわわーーーー this is so cringey……please stop. omg omg no… no…… NO!!!!!!」と叫び続けて駆け抜けた1時間半でした。

まず主人公が2017卒の8th graderって事は私と2つ?くらいしか歳変わらないんですよね、世代が同じ。だからtime capsuleから出てきた物の数々(HPの本、JB、貼ってあるシールとか)、服装、buzzfeedとか、まあとりあえず何から何まで昔の自分でひたすらに叫んでた。所々私より酷い部分もありましたが。俗に言う思春期なので見逃して。

そこまでハッキリとしてなくてもスクールカーストのようなものはどこにでもあるのですが、当時の私から見ればきっと「底辺だけが経験しているもの」として観ていたと思う。でも今20歳になってようやく大人の世界に足を踏み入れてから観ると、中学生って誰しも背伸びしてもがいていたよなあと思う。この映画でいえばKaylaだけでなく各キャラクターそれぞれもがいてる。だからこそ見返すと恥ずかしい。なんなら中学生じゃ無くとも過去の自分を見返すのは恥ずかしい。でも今より更に何年か大人になれば、もしかしたら可愛いと思える日が来るのかなとも思った。

最後の主人公の気づきというか、自分にかける言葉だったり自分が聞きたい言葉を、あまり尖らず素直に発せられるようになったのは成長。14歳で気づけるのは素晴らしい事だと思う。未来の自分を全くの別人じゃ無くて今の自分の延長線上にある人物として考えられるようになったの凄い。

そして父ちゃんめちゃくちゃ素敵な父ちゃんすぎて。夜おやすみなさいいう時毎回上裸なの謎だったけど。

中2、中3の私に観せたい作品でした。

最後に: まじでRiley地獄に堕ちろ??そしてAiden将来大変態になりそうなので早めに対処してくれ……。
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