kyohei

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へのkyoheiのレビュー・感想・評価

3.7
なかなか人と打ち解けられない、いけてない系の不器用な主人公の映画でした。

近年観た映画だと邦画だと『勝手にふるえてろ』、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』、洋画だと『レディ・バード』、『スウィート17モンスター』みたいな、主人公が少しだけ成長して終わる映画でした。

頑張っていけてる系の人達の集まりに参加したのはいいがの、やっぱりこなければよかったなぁ感…

好きな男の子の気をひく為に、できもしないことを言って、練習直前バナナを父親に見つかる展開…

高校のいけてる先輩についていったら世界は変わるかも…からの現実は厳しさを知る展開は、微笑ましくも地獄な内容。

救いとなっていたのは、それでも愛を注いでくれる良い父親の存在と素の自分のことをわかってくれる友達ができるのは、ぼんやりと良かったと思いました。

【あらすじ】中学校⽣活の最後の⼀週間を迎えたケイラは、「クラスで最も無⼝な⼦」に選ばれてしまう。不器⽤な⾃分を変えようと、SNSを駆使してクラスメイト達と繋がろうとする彼⼥だったが、いくつもの壁が⽴ちはだかる。⼈気者のケネディは冷たいし、好きな男の⼦にもどうやってアプローチして良いか分からない。お節介ばかりしてくるパパはウザイし、待ち受ける⾼校⽣活も不安でいっぱいだ。⾼校⽣活が始まる前に、憧れの男⼦や、クラスで⼈気者の⼥⼦たちに近づこうと頑張るが・・・。
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