いけちゃん

レディ in ホワイトのいけちゃんのレビュー・感想・評価

レディ in ホワイト(2018年製作の映画)
3.4
主演の女の人は「罪の余白」でいじめのリーダー格やってた準主演の人なんだね。
髪があの映画の時より短くなってて雰囲気も若干変わっていて分からなかった。

この映画は世間知らずの新卒のお嬢様がホワイト企業だからという理由だけで就職決めた主人公がパワハラ全開の上司と衝突しながらも会社や社会の中で成長していく物語。

最初はろくに敬語も使えず上司の命令に逆らっていた主人公が急に親の会社が倒産したりもうどうしようもなくたって上司の命令を素直に聞くようになったり普通に敬語も使うようになっていく感じは社会人として当たり前だけど寂しく感じた。

カット割が多かったりリアリティを追求するならツッコミ所もあるんだけど面白い映画です。

最後ら辺で新卒で服装も言葉遣いも出来てない就活生が面接官に「この会社では個人の能力より服装が大事なんですか?」と問い詰めた時に面接官が「そうです。」と答えるところに日本社会が世界の競争から取り残されてる一因みたいなものを垣間見た気がする。
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