実写版にがっかりしたので再鑑賞。そもそも1997年の劇場版以来の新作っていうところから、これは20年ぶりのオタク献呈か？と思ったが、さすが原作に充実していて、演出もそのまま。内容も普通にシティーハンター。
新宿駅東口の伝言板が実物の代わりにARになったり、アニメ2期EDの背景に映る新宿の風景は、この作品のEDで当時と同じ場所を現在撮っているものを使用していたり(アニメ2期は、当時だから、1989年？まだ建設中だった東京都庁と、2000年竣工したNTTドコモタワーが今は当然映っている)時代変遷もちゃんと違和感なく反映されているところがとてもいい。
10年前ぐらいに初めて新宿に来た時、シティーハンターのかけらも見つからなくて(当たり前だ。時差が30年ほどある)失望したのを覚えている。だがこの作品のおかげでやっと彼らと同じ世界線に繋がった気がして嬉しかった。
アニメファンとしては、正直この作品はEDが涙腺を刺激しすぎている。オタク献呈か？というか献呈。シーンの演出があーだこーだと色々書くとオタクすぎるのでここでやめる。
