カレーをたべるしばいぬ

ピラニアのカレーをたべるしばいぬのレビュー・感想・評価

ピラニア(1978年製作の映画)
2.5

元祖ピラニア。75年公開『JAWS』の気持ちいいほどのフォロワー。

一部ものすごいテンポの悪いシーン、まったく回収されない部分等アラは目立ちますが、この手の映画は粗があってナンボみたいな所ありますよね。博士の無駄死に感はエグいけど。あまり類を見ない。

■大やらかしのマギー
諸悪の根源です。でも理由があるからね。仕方ないね。

■風呂敷をちょっとずつ畳む
群像劇的な広がりを見せますが、最終的にはどの事態も主人公が駆けつけて対処しようとするので畳み方はチマチマした感じに。

■時代を感じる
例によって惜しげもない水着美女です。初っ端から丸出し。いかんせん時代が古臭いのでフゥ~!!とはなりづらいか。
多少噛まれたりするけど子供は絶対に死なないのも良いと思う。大人はバンバン食われる。でも身体へのダメージはそんなに。ショック死か?

■こちらも時代を感じる
「色仕掛けで何とかしろ」シーンはもうできないよね。この作品はゲイには配慮してるけど、今やったら全部の性的マイノリティを挙げるまでに5分くらいかかりそうだけど、それはそれでサウスパークとかがもうやってるかもしれないな。

■まとめ
好きなシーンは、子供たちが嫌いなコーチの写真を貼り付けたダーツを楽しむところ。すげえ楽しそう。