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外套と短剣のcinefilsのレビュー・感想・評価

外套と短剣(1946年製作の映画)
3.9
前半は舞台がスイスということもあり、ヒッチコックの「間諜最後の日」を思わせる。のっぽとチビのコンビだし。

主人公がナチの女スパイをハメる手口がなんとも陰険でラング的である。

リリー・パルマー演じるイタリアのレジスタンス女性との潜伏シーンがかなり長いが、ありがちなイメージではなく、印象的になっていると思う。あと、リリー・パルマー、ラスト近くで敵の女を有無を言わさず射殺するところはカッコイイ。

脚本のマルツ、ラードナー・ジュニア、二人ともハリウッド・テンのメンバーか。
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