外套と短剣の作品情報・感想・評価

「外套と短剣」に投稿された感想・評価

uyeda

uyedaの感想・評価

3.6
フリッツラングにしては、という声が多いが本当にそう思う。今まで観た中では一番、大した事がない
shibamike

shibamikeの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゲイリー・クーパー憎たらしい~(笑)
あれはモテるわ。
あんなカッコいい科学者は存在しないでしょ。
東野圭吾のガリレオシリーズを福山雅治がやるみたいなもんですね。

サスペンスであるが、やはりサスペンスは手に汗握ってなんぼだと思う。本作での一番のビックリポイントっておじいちゃん科学者の娘が別人で敵スパイだったって所だと思うけど、自分の手は乾燥していた。

第二次大戦中の映画で舞台がドイツやアメリカじゃなくイタリアというのはちょっと変わっているのであろう。

稀代の色男クーパーの相手を演じるヒロインをイタリアーナのジーナが演じるが気が強そうに見えて、色々な辛いことを感情を殺すことで乗り越えている健気レディとわかり、心に傷持つ戦士認定。
「ひげ面のOVRA でも太ったゲシュタポとでも感情を殺してキスできるの。」

献身的なジーナは最後、クーパーを庇って凶弾に倒れるな、と勝手に決め込んでいたが、全然そんなことなかった。
クーパーは「また必ず戻ってくる!」と言ってイタリアを去るが、相手がクーパーだったら待つよな。俺も待つわ。あみん。
気持ち悪いブ男に言われたら待たないと思うと、人生は厳しいなと思う。逆あみん。

ヨーロッパってマジで猫食うの?
cap

capの感想・評価

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ゲーリー・クーパーに近づく女スパイを逆にクーパーが追い込む密室劇が素晴らしい!しかし、ここまでが面白さのピークであった。何の意味があったのか分からない科学者の心臓病という前フリ(けっこうしつこい)や、無駄に長い恋愛劇など、よく分からないところが多い映画であった。アクションシーンは良かった。
クラシックだからそんなに怖くないだろうと思っていたら、本気でハラハラしてしまった。怖がらせるのがうまいと思う。途中ロマンス中心になってしまってダレるけど、これってフリッツ・ラングあるあるかも。
そして、ちょっとしか出てこない博士の屋敷の豪華なセットと美術! ラングはお金持ちの家に生まれたのだろうか。

「フリッツ・ラング監督特集」@シネマヴェーラ渋谷
ゲイリー・クーパーはマンハッタン計画に参加する理論物理学者で、あのオッペンハイマーがモデルらしい。男前すぎるだろそれ…
スイスに亡命した女性物理学者の末路が印象深い。看護婦に殺される衝撃。ドイツの核開発阻止のため、クーパーらはイタリアの地でナチス監視下にある物理学者を救出しようとする…のだが主演ゆえか、途中からは超メロドラマでした。
abe

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ドイツからアメリカに亡命した、フリッツ・ラングだからこそこういった反ナチ映画を撮ったんだと思う。映画館の大画面フリッツラング とかの映画が今の時代に見れるのは幸せなことだと思う。
宇京

宇京の感想・評価

3.6
金井美恵子の小説を思いだして観にいった。台風でめっちゃ雨が強いときに渋谷をあるいていた。さよならのためなのだけれど別れを目的とした挨拶ってだけではない、色々のぜんぶに導かれてるんだろうけどそもそも形容表現を求めてなんかいない感じの表情につられて、形容したいからするなら植物が成長するみたいな雑な柔らかさで片手をあげる、あの場面のみが異常に美しくて感動しました。
最初はスリリングな展開が、後半はラブロマンスになってて、悪くはないけどちょっと興ざめ。

それでも、最後はジーンも一緒にアメリカへ行って欲しかったなぁ〜と、ちょっと思ったり…。

とは言え、ラストの文章で、現実にああいう事があったんだ、そして幾人かの人が戦って死んだのかと思うと、ギュッとなる。
ショットのクールさは素晴らしいですね。観ていて思わずニヤリとしてしまいます。しかし、ラングのスパイ・サスペンスものなんてのはドキドキの連続だろうと期待しすぎてしまいました。終盤はラブロマンスがメインになっていて緊張感も減退してしまいました。
メル

メルの感想・評価

3.8
世界大戦中ナチスに脅迫されて核爆弾の開発に協力させられている科学者を救い出す話。

あのゲイリー・クーパーが素人スパイとなってスイス、イタリアと飛び回りロマンスも。
物理学者という設定のゲイリー・クーパーだから当然スパイには見えないのだけど、それでも1対1での格闘シーンでは、顔を握り潰されそうな荒技にもめげず闘い抜いていて思わず力が入る(笑)

冒頭でゲイリー・クーパーが原子力を兵器に応用するなら、その労力をがん治療に使うべき…と言った後で「でもナチスが核爆弾を開発するより我々アメリカが開発した方が良い」と言う。
現実にはそれを広島、長崎に使ったわけだから勝手な言い分ではある。でもそれが戦争ということか。

ラストはフリッツ・ラングらしく突然に。
今回は観る者に委ねる感じが強かったが、私は素直に「アイル ビー バック」を信じたい。

主人公が外套を着て短剣を隠し持っている様なスパイ作品などを古くから「外套と短剣」物と言うらしい、ヘェ〜新しい発見(笑)
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