平田一

劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏の平田一のネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

良かった。スゴく良かった。

対と言っても過言ではない『後編』はとにかく過酷。ラピュタ気分で観ようものなら、カウンターを喰らいかねない。本当に容赦無しで、強烈なショックもある。しかも一度で終わるようなショック描写じゃ収まらない(リコの描写も強烈だけど、ナナチたちがホントヤバい)。観ようものなら本当に、多少は覚悟をしとくべき。

だからこそ応じたレグの成長には熱くなる。ナナチの覚悟に応える勇気、決断を背負う気概。以前のレグならとてもじゃないが、絶対に背負えない。痛みを背負って、大人になる。王道でも染みました。うん、染みた。染みたから、旅立ちが晴れやかで、あれでこれは映画になったと確信を持てました。

ボンドルドに踏みにじられた、ナナチたちはどうなるか?新作は何を描くが、ちょっと観たくなりました。
平田一

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