このレビューはネタバレを含みます
良かった。スゴく良かった。
対と言っても過言ではない『後編』はとにかく過酷。ラピュタ気分で観ようものなら、カウンターを喰らいかねない。本当に容赦無しで、強烈なショックもある。しかも一度で終わるようなショック描写じゃ収まらない(リコの描写も強烈だけど、ナナチたちがホントヤバい)。観ようものなら本当に、多少は覚悟をしとくべき。
だからこそ応じたレグの成長には熱くなる。ナナチの覚悟に応える勇気、決断を背負う気概。以前のレグならとてもじゃないが、絶対に背負えない。痛みを背負って、大人になる。王道でも染みました。うん、染みた。染みたから、旅立ちが晴れやかで、あれでこれは映画になったと確信を持てました。
ボンドルドに踏みにじられた、ナナチたちはどうなるか?新作は何を描くが、ちょっと観たくなりました。