ラキース・スタンフィールドのグレーのスーツにカラフルなネクタイとチーフがカッコ良かった。テッサ・トンプソンのアホみたいなイヤリングにひたすら真面目なスティーブン・ユアン。アーミー・ハマーを視界にも入れたくない人は要注意。
労働と人種差別を割と真正面から扱ったコメディかなと思ってたら3/4あたりで急に「アイズ・ワイド・シャット」的なシーンからの全てを放り出すような飛躍。まともに見ていられない。ぶらんぶらんさせて……。前半であの動物を使ったスラングとかギャグが出てればまだ良かったけど、あまりに唐突過ぎて若干ヒく。このバランスを楽しめるかが肝。ちょうど半分くらいでこの展開が来てればもうちょっと楽しめたかもしれない。
邦題「ホワイト・ボイス」はちょっとミスリードだなと思いつつ原題ママは長いし「パワーコーラー」もなんか違うな。「ウォーリーフリー」?