可もなく不可もなく極めて平均点的な仕上がりで、これならTVの2時間ドラマのレベルで・・・吉本興業はこれでええんか? とツッコミたくなった。
古美術で儲けようと画策する者達が騙し合いを繰り広げるドラマなのだが、メリハリに欠けて、やられた感はほぼ無くて・・・あの『嘘八百』の様なコテコテ感をわざと排除したのだろうか。
でも、吉本興業製作となると、それなりに期待する訳だし、シリアスにしたかったのなら、ビジュアルもそっちに寄せるべきだし・・・いい感じを狙ったのが、中途半端になったパターンかも。
なお、俳優陣では、駿河太郎が持ち味全開でニヤリ。
小芝風花の可愛さは相変わらずで、赤井英和らのサポートにもニンマリ。
そんな訳で、せめて最後に騙される側を吉本興業の大物芸人にするとか、何とかして欲しかったなぁ。