すみ

21世紀の女の子のすみのネタバレレビュー・内容・結末

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

1話8分の短編オムニバス。

「Mirror」「セフレとセックスレス」
「回転てん子とどりーむ母ちゃん」「ミューズ」「恋愛乾燥剤」「粘膜」が好きだった。

好みの映画もあれば、難しくて8分がきついくらいの映画もあって、でも全部の作品が鮮やかで綺麗。
大きな展開がなくて感じとるような作品が多かったから、男の人はつまらないかもしれない。まさに女の子のための映画だと思った。

■Mirror
朝倉あきも瀧内公美も好きだから眼福。
きっと昔は本当に愛し合っていたはず。でも、有名になって彼女はたしかに変わってしまって、そしてそれに自分でも気がつかない。まさしく「かわいそう」。

■セフレとセックスレス
唯一スッキリした終わり。セフレとレスになっても会うのは惰性か愛情か、二人の間にあったのが愛情ならいいな。

■回転てん子とどりーむ母ちゃん
カオスですごく楽しかった。みんないい味してる。中華食べたくなる。

■ミューズ
一発目からはまれた。美しくて、どこか寂しそうな、まさに女神のような人に惹かれてしまう気持ちはわかる。中村ゆりってこういう役ほんと似合う。

■恋愛乾燥剤
可愛いお話。恋愛乾燥剤が欲しい。
山田杏奈は荒乙しかりこういう悩める普通の子の役がすごく似合うなとおもった。可愛いのに可愛すぎない親しみのある可愛らしさがあるからなのだろうか...。
世にも奇妙な物語感があって好きだった。中華食べたくなる。

■粘膜
タバコの火をあげるシーンが綺麗。
愛する人がいるけどセックスができない女の人と、セックスは好きだけど誰のことも愛せない女の人の対比。性欲=愛情にはならないのが難しい。す
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