「自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること」という統一テーマで撮った女性監督オムニバス。
女性がこの手のテーマで撮ったらえげつない感じになるのでは?と思ってたら、意外と想像範囲内(わからなさも含めて)でした。
テーマから私がイメージしてたもので一番近かったのは『君のシーツ』。『恋愛乾燥剤』と『愛はどこにも消えない』は普通に好きだったけど、どの辺でテーマを表現してたのかがわからなかった…。
余談だけど、監督さんはカメラ通すとジェンダーが揺らぐのかな?と思うくらいカメラエピソード多かった印象。
そんな中で想像範囲外だったのが、『回転てん子~』と山戸監督の『離ればなれの花々へ』。回転てん子~はどうしたらそういう発想になるのか全くわからないからこそ、衝撃度はNo.1!『離ればなれの花々へ」は、あ、これを撮りたかったからそのテーマ、このタイトルにしたんだねという。
これまた凄いんだけど、プロデューサーがそれやっちゃうのはずるくない?と思ったり思わなかったり。
でもやろうとしている志がとにかくよいです!動かなければ始まらない!