通りすがりの旅芸人

多十郎殉愛記の通りすがりの旅芸人のレビュー・感想・評価

多十郎殉愛記(2019年製作の映画)
4.1
 東映京都の生き字引、いや、京都の時代劇、チャンバラの歴史を知る中島貞夫監督の渾身の作品

 高良健吾も多部ちゃんもよいが、監督が1964年に撮った「くノ一忍法」(セクシー時代劇、監督の東大時代からの親友である若き日の倉本聰も脚本に参加)にて妖艶なヌードを披露してた三島ゆり子さんが、"おしろいババア"の円熟の演技をみせている
そして土方歳三といえばこの人、栗塚旭さんも出ています


惜しむべきは音楽、もう少し控えめなほうがよかった。