多十郎殉愛記の作品情報・感想・評価

「多十郎殉愛記」に投稿された感想・評価

知り合いにおススメされたし著名な監督だから観たが、次会って感想を言うのが気まずい。なんたって話が浅くて純粋に面白くない。でもそれはまあいい。1番驚きポイントが殉愛記と名乗るわりに愛が後付け。
監督はもう少し少女漫画や恋愛小説でも読んで勉強した方がいいのでは、なんて大監督に失礼かしら…。
多部未華子からの一方的な愛は感じたが高良健吾演じる多十郎からはなんの好意もフラグも感じず終盤になって後付けのように多部ちゃんとの回想シーン。やっと愛に気付く、みたいな設定だけど過程が紙のように薄すぎてこちらは無表情になってしまった。愛を名乗るからにはそこが1番重要じゃないのか。
あと殺陣シーンだが迫力はあったかもしれんけど、1対2人の時は後ろからトドメ刺してたくせに多十郎対20人の大人数の時は1人ずつ順番待ちで正面からしか斬り合わずいや後ろから刺せよと敵にツッコミを入れたくなる。まあ主人公補正のお約束といえばそうだけど。

と、ここまで文句を沢山言っちゃったけど良いところを述べるとすれば、高良健吾がエロい。着物がエロい。ハダけた着物からチラ見えする太ももや足首や胸元。色っぽい。高良健吾ファンにはたまらない仕様となっております。あと多部ちゃんがかわいい。特に最初の髪下ろした姿が色っぽい。現場からは以上です。
to

toの感想・評価

3.2
散り椿の殺陣には遠く及ばないし
キルビルみたけれどキルビルの方がいいな
亜紗季

亜紗季の感想・評価

3.5
高良健吾ってどんな役でも当てはまるんだね、あとね多部未華子の色気最強。
中孝介の歌う主題歌と作品の雰囲気がバッチリ合ってた。作品はかなりあっさりしてて上演時間ももう少し長くて良いんじゃないかなって思ったけどこれはこれで収まってるんだなって。
東映の大御所監督が20年ぶりに時代劇を撮るという事で見に行きました。

非常に分かりやすく誰にでも観れる様な大衆娯楽映画であったとおもいます。

撮影も、シナリオも、美術も、役者の演技も全てオーソドックス且つ、「そうそうこれで良いんだよ」感で溢れていました。

リアリティより分かりやすさ。尖った芸術性よりも親しみやすさ。そう言った物を深く感じました。

チャンバラは良かったです。乱闘騒ぎが楽しく見れました。

物語は長州藩を脱藩し、京都でブラブラしている多十郎。好きな女にチョッカイを出されて守ってあげると、そこから脱藩浪人という事がバレて見廻組に追われると言うお話。

何かこう、ストーリーが横に広がって行くのですが回収されない伏線の様な、「フリに対するオチ」がない事が多々あります。

なので、劇場でエンドロールが掛かった時に結構ビックリします。続編を作れる余地がアリアリ。見ている側としては、折角の気合いの入った殺陣でスカッとしてるのに消化不良感。(そこも込みで、シリーズ時代劇のお約束なのかもしれませんが)


この現代に昔ながらの方法で、定番のお約束通り、型にハマった時代劇を撮るという事はとても意味のある事だと思います。

本当の西部劇を日本人が撮れない様に、本当の時代劇、チャンバラは日本人にしか撮れないのです。
それをもう一度現代でやる《確認作業》の様な本作は西部劇「3時10分、決断のとき」と同じく様式美と言う物について考えさせられます。

時代が進んでも大衆は受け入れてくれるのか、それとも少しずつ前に進んで変化して行くべきなのか。あまり上映館数が多くありませんが、昔ながらの大衆娯楽映画を観たいのであれば是非。
長屋ぶち抜き最高や。

背中に泣きすがる多部未華子。
あと太もも。刀並みな美しさ。
劇場三十五本目。多部未華子出演作品を作るだもの。
中心2人の目力と徹頭徹尾のチャンバラ劇。台詞と動作の間が素晴らしかった。
殺陣はスゴいけれど・・・。呆気ない感満載のチャンバラ時代劇!!

【賛否両論チェック】
賛:生々しく、どこまでも迫力のある殺陣が繰り広げられ、観ていて圧倒される。
否:物語そのものはとても淡白なので、感情移入して観るのが難しい。終わり方も非常に呆気ない印象。

 この作品の見どころは、良くも悪くも「殺陣」の一言に尽きると思います。単純にアクションというよりは、時代劇特有の緊張感というか世界観というか、剣客・多十郎の息づかいまで聞こえてくるような生々しい迫力の殺陣には、観ていて思わず圧倒されてしまいます。特に物語終盤は、そんな殺陣が幾度となく繰り広げられていくのが印象的です。
 ただ逆に言うと、ストーリー自体はものすごく単純かつ淡々と進むので、特段これといって思い入れがないと、少し退屈してしまうかも知れません。登場人物達の背景もほとんど語られないので、感情移入するのも難しいです。また、ラストも非常に呆気なく、あっさりと終わってしまった感が否めません。
 あまり細かいことは気にせずに、ただ純粋にチャンバラを楽しみたい方にはオススメです。
KeithKH

KeithKHの感想・評価

4.2
M.I.シリーズや、今一世を風靡するアメコミ原作の実写版作品群、そして半世紀以上に亘り作り続けられている007シリーズ、これらは“アクション映画”といわれ、古今東西遍く人気を博している映画ジャンルですが、日本映画では都市での高速カーチェイスや激烈な銃撃戦はあまりに現実感に乏しくて空々しく見え、ヒットした作品はあまりありません。
日本映画における緊張感と迫真性を伴う唯一“のアクション”こそ、時代劇のチャンバラ=剣戟立ち回りだと思います。

20世紀初頭の活動写真勃興期には、忍者もの、股旅・侠客ものを含め、専ら時代劇のチャンバラが観衆から大喝采を受け、映画を一気に国民的娯楽に昇華させていったといえます。
尾上松之助に始まり、新国劇の祖・澤田正二郎の鋭い剣捌き、阪東妻三郎の驚異的敏捷性による驚異の殺陣、サイレント末期の七剣聖、伊藤大輔-大河内傳次郎による怪異で無双な剣、時代が下って『用心棒』『椿三十郎』の黒澤明-三船敏郎-久世竜による革命的立ち回り、『三匹の侍』の緊迫感溢れる効果音、次々と進化してきたチャンバラが映画ファンを魅了してきたのであり、いわば映画の面白味・醍醐味の原点にあるのが、生死の境目での人と人との生身の激突です。洋画の銃撃戦では、譬え西部劇でも、この皮膚感覚に訴える生理的恐怖感と肉体的迫力は醸せません。ハラハラドキドキ、期待と不安と怖さを掻き立たせ、手に汗握らせることは、将に嘗てマキノ光雄が提唱した映画の三要素(他は、笑わせること、泣かせること)の重要な一つです。

本作は、謳い文句にあるように平成最後の“ちゃんばら”時代劇であり、名匠・中島貞夫監督が徹底してチャンバラに拘り、その妙味を縦横無尽に繰り広げ見せ尽くしてくれました。ラスト30分に及ぶ主人公・多十郎と次々と繰り出す追っ手との死闘は、多十郎役の高良健吾の腰が据わった迫真の剣捌きと立ち回りにより、カラミの巧さもあって、将に手に汗を握らせる緊迫感と恐怖感と不安感に陥れてくれました。
実に久々に本格的時代劇でのチャンバラを堪能しました。殊に竹林での立ち回りは多十郎の殺気と狂気がスクリーン一杯に拡がり、畏怖の念を禁じ得ませんでした。

冒頭のタイトルクレジットにもあるように、本作は、時代劇の巨匠・伊藤大輔監督の名作時代劇『長恨』(1926)を擬えていますが、圧倒的多数の敵に取り囲まれて逃げ捲りながら無謀で大胆な闘いを挑む姿は、阪妻や後世の市川雷蔵による『雄呂血』を彷彿させました。阪妻ほどの軽快さはなくとも剣一振り一振りの重量感は十分に伝わり、雷蔵のような妖気や悲愴感はなくとも強烈な生きるための執念が剣筋一つ一つに弾けていました。
夢も希望もなく、大義もない、生きる縁も何もなく、荒んだ心でただその日その日を漫然と生きる無頼の輩が、最後に己の命を懸けて守るものを見出せた。慈悲と慈愛に満ちた一人の女のため、そして実の弟のために剣を握る。しかしその剣は、己が生きるがためではなく、守る人を逃がすための剣であり、只管逃げ、只管威嚇し、挙句に人質まで取る卑怯者の剣。しかし初めて剣を振るう意義を見出した、究極の愛の証の剣であったと思います。
kana

kanaの感想・評価

2.6
男子学生が修学旅行で木刀を買いたがる
小学生が傘を持ってるとチャンバラごっこを始める
日本人には潜在的にサムライスピリットがあるんじゃないかと思うんです


高良健吾の粋が
かっこよかった
多部未華子の献身さ、人間らしさが
愛おしかった
記録 2019 05月 17本目 累計 112本目

前評判ほどではなかったのが正直なところ。チャンバラなんて何がリアルかわからないけど、殺陣に迫力があるでなく、拍子抜け。
多十郎 雰囲気はあるけど、喋ると違う感じがした。
多部ちゃんは失礼ながら意外と良かった。
>|