ナリキヨ

多十郎殉愛記のナリキヨのレビュー・感想・評価

多十郎殉愛記(2019年製作の映画)
3.6
あれ?思ったよりエンタテイメント重視の王道時代劇な感じ?と序盤から中盤までは思って、まあそれはそれで、と楽しく観てたら、最後あたりで何かいきなりぶっ飛び初めて、なんかすごい終わり方したので、結構ビックリしました笑

全然説得力のない設定の主人公が主軸になっている映画なんだけど、高良健吾の圧倒的な顔の良さ、圧倒的格好良さ、圧倒的色気で説得力持たせてます。お金なくても呑んだくれてても武士を捨ててもそりゃみんな頼ったり愛したりするわ、高良健吾やもん、高良健吾が太もも出してるし。みたいなレベル。高良健吾じゃなかったら多部未華子がバカにしか見えないみたいなレベル。上手く言えないけど良い意味で。

85歳の監督が撮った時代劇という事だからか、私たち以外の観客がまぁご高齢の方が多いこと!あんなに杖、車椅子率の高い映画初めてで、なかなか貴重な体験でした。

不思議な映画だった…まだまだ映画経験値低いなぁと思い知らされた(という見方が正しいのかも良くわかんない)

※追記
殺陣シーンで血がブシャブシャ出てたら全体的に(なるほどそういう映画か)と、もっと納得がいってたかもしれない
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