マッシモ

生きたいのマッシモのレビュー・感想・評価

生きたい(1999年製作の映画)
2.5
なんでおすすめされたかわからないけど
プライムに出てきたので視聴。

三國連太郎主演の人間ドラマ(コメディ)

ストーリーは、ちょっとお尻が緩くなった爺さん安吉(三國連太郎)が姥捨山の本にハマり自分の現状と照らし合わせながら人生を憂う話。

結局何が言いたいのか最後までよくわからん話だった。本作は安吉のシーンと安吉の読み進める姥捨山のシーンがクロスしながら進行する。

躁鬱病の娘、徳子役に大竹しのぶさんがいたり、入院先の医者役で柄本明さんがいたりと絵面は割と飽きない。が、姥捨山シーンが白黒な上大して面白くないしメッセージ性もない。というか、喜劇チックな安吉パートとも合ってない。

三國さん、大竹さんの親娘シーンは見てて笑うのが正しいんだろうが、二人揃って世の中に捨てられた不憫な人としか映らないのがかなしい。弟は幸せに結婚していたりするのが余計に悲壮感がある。制作された時期とのジェネレーションギャップですかね。はい。
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