ボナペティ男

ラスト・ウォリアー 最強騎馬民族スキタイを継ぐ者のボナペティ男のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ある日、城主オレグ公に使えるリュトボル(アレクセイ・ファジェーエフ)の家宅が、遊牧騎馬民族・スキタイ〈ペルーンのオオカミ〉に襲われる。妻と息子が誘拐され、返してほしければオレグ公を殺せという書き置きと毒薬を受ける。リュトボルはオレグ公の元へ行き、事情を説明し、渡された毒薬〈毒にんじん〉を見せる。オレグ公は一計を案じ、リュトボルへ襲撃者と妻子の救出に向かわせる。
 一方、襲撃者の一人スキタイのクニーツァは、首長争いから仲間の裏切りに遭いリュトボルに捕らえられていた。リュトボルはクニーツァを案内にし、妻子を救う旅に出る。

 歴史物かと思いきや、結構なファンタジー要素もあったり。ロシア系の文化とか正史とか全く知らんのだけれどね……。
 それぞれの信奉する神ごとに部族があって、それらの衣装とかも面白い。なんか謎の薬みたいなの飲んで狂人と化して能力開花したり。
 ストーリーはかなりシンプル。だけれど、スキタイとの和睦が結果反故になって、根切りは可哀想すぎる。そんでリュトボルがスキタイを継ぐものになって終幕。

 何よりもアクションがよかった。久しぶりにこんなハードコアなソード・アクションやらナイフ・アクションを観た。すげー楽しい。撮り方はかなり見辛いところがあったりもするのだけれど、ひと回しが長かったりと気合を感じる。そして熊は強い。
ボナペティ男

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