このレビューはネタバレを含みます
私「は」好きでした。
周囲の人達におすすめ映画として推せる内容じゃなかったけど…
初めから終わりまで60年代後半~70年代初頭にかけての茶色っぽい世界観。
学生運動や三島由紀夫の切腹がリアルタイムだった時代。
登場人物みんな頭おかしいなって思っちゃったけど、めぐみも含め自分と同世代かちょい上。
「何者になりたいのか」を追い求めて足掻く姿が本当にかっこよかった。
自分が同じことの繰り返しで生きているのでなおさらそう見えました。
昭和のピンク映画には興味があったので、若松監督作品も漁ってみようかな。
この映画を見る限り信念はあるのに気まぐれという、一筋縄ではいかなそうな人物だったので軽い気持ちでは見れないけれど…笑
終始ずーっとお酒飲んでる。
めぐみがティーカップにドバドバウイスキー注ぐシーンと、飲み屋で若松一行が他の客に絡まれて「俺とやるか?それとも飲むか?」って聞いて「…飲みます」のシーン最高です。