余談ですが、「Shall we ダンス？」の周防正行ちゃんが自身の過去を振り返るインタビュー（Blu-rayBOXの特典映像）の中で映画業界に入りたければ新宿ゴールデン街へ行けと言われ、そこで高橋伴明や若松孝二と会い、ピンク映画の世界へ入ったと言っていた。※周防ちゃん自体、ピンク映画の助監督から伊丹十三組でしごかれた後、ピンク映画「変態家族 兄貴の嫁さん」で監督デビューをする。
そんな1960年代末〜1970年代初めが今回の舞台。と言いながら、OPでいきなり今の新宿駅前をバックに服装だけ昭和な二人が歩く姿に若干萎える。
話としては、イケイケドンドンの若松孝二が自身のプロダクションである若松プロダクションを立ち上げた頃、本作の主人公、吉積めぐみという根暗そうな女が見様見真似で映画制作に携わり、映画作りにのめり込む。と同時に一人の女性として悩みながら生きていく・・・・・お話。
個人的にそこまでこの映画にハマんなかったけれども、若松孝二の映画は観てみたい（ごめんなさい。観たことないです）と思った。
