騙し合いバトルっつうか出版社内部のマウントの取り合いのお話。予告の表現がやや過剰な気がしないでもないけどちゃんと面白かったです。ムラ社会のゴタゴタが世間にも波及してスケールが大きくなっていく感じが良かった。
大泉洋は大体したり顔な感じで諸々をコントロールしている感じが良かった。どんでん返し的なことがちょいちょいあるけどもうちょっと溜めて更にでっかいやつがあれば尚良かったかなあなんて。松岡茉優は彼に振り回されてしんどい目に合うけどどうにかしようと食らいついて最後に何かあったりしてとても良かったです。ワインを飲みすぎて酔っぱらったり宮沢氷魚をどつくところが特に好きでした。あとはTRINITY編集部の面々はみんな個性的で良い感じでした。
あとは劇伴を担当したLITEの曲がとても良かった。好きなバンドなので彼らの新曲をでかい音で聞けて良かった。作品のイメージを損なわないように抑え目な曲ばっかだったらつまんねーなと思ってたけど攻めていて持ち味全開で最高でした。