騙し絵の牙というタイトルは大袈裟な気がするけど、企業に対する様々人物の考え方が分かる群像劇。
序盤の大泉洋が先の先を読んで行動、そこについてく松岡茉優、同じ部署だけどちょっと考え方の違う坪倉らへんの構造はすぐ掴めるのでその辺が少し長く感じた。
正直にいいものはいい、ダメなものはダメという考え方の大泉洋みたいな人はセンスがあってこそ信用を勝ち取る。
そんな才能溢れる男を松岡茉優が追い抜かしたラストは少しスッキリしたかな。
逆転の発想？攻めの発想？おもしろい発想？
どういう表現が正しいのか分からないが組織の中で働いて、人の精神的部分や奥底の見えない心理に興味のある人には少し興味深い映画かな。
