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騙し絵の牙のSYUのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.0
2022/01/28
2022年9本目
監督 吉田大八
大泉洋
松岡茉優
佐藤浩市

"最後に笑うのは誰か?"

社長の急逝により派閥争いが始まった大手出版社を舞台に、リストラ雑誌の危機を迎えた担当編集長の暗躍と、その予想外の目的を描く企業ドラマ。

以前から見たいと思っていた作品を、やっと見れました。

全体通してテンポ良くすすみ、大泉洋演じる編集長の謎めいた感じや出版業界の裏側や編集者達の苦労も知れて興味深く見れた。

ただ、劇場で何度も流れた予告編によって「どんでん返し」のハードルが上がり過ぎたか、個人的には期待した程の爽快感がなかったのは少し残念。

最後の松岡茉優演じる編集者の生き方に、どこか憧れてしまった作品でした。
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