あたりめ

騙し絵の牙のあたりめのネタバレレビュー・内容・結末

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

最初の方は何がなんだか分からなかったが、中盤からやっと話についていけた。(私自身理解力が乏しいので。)
キャストが豪華だった。
実は宮沢氷魚が矢代聖が矢代聖じゃなかったとこと、先代の社長の息子と速水が知り合い(グル)で東松を社長から下ろすとこと、高野の実家の本屋限定で出版し、矢代聖の最新作を売り出したとこが騙され、驚いた。

冒頭、犬についていけなくなる社長の描写が、高野の読んでいる原稿の内容を再現してるのかと勘違いした。ちょっと怖かったし。

社長と速水がトリニティーの発売された日に書店に見に行くシーンで、金髪か赤リュックどっちが先に買うか、ダービーをしてるとこが好きだった。このシーンで社長もいい人かもって思ったけど、取締役会で、タバコを吸い出すシーンが、調子に乗ってる感があって無理だった。

高野みたいに仕事が好きで、時には無茶をしたり、周りに気にせずやり通す感があったりしてカッコよかった。すぐ勇気ある行動が取れる人はどこ所属しても最強なんだなと思った。あと松岡茉優の横顔が好きだ!笑
雑誌が休刊やネット限定になったらすごく寂しいし、困る人たちも増えるなと思う。でも最近雑誌を買ってないことも事実だし。
35,000円の本ってすごすぎる。
発売日に店の前ににたくさんの人が並んでるところに感動した。
伏線回収や騙されるところがスカッとした。
あたりめ

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