出版社の社内のゴタゴタを描いた作品。
『騙し絵の牙』っというタイトルから、予期せぬ展開が待っているのだろうっと勝手に期待しちゃってましたが、中盤が一番盛り上がって、エンディングに向かっての失速感が大きかったかなっと感じました。
本がwebでも読めるようになり、そしてAmazonとかで実際に店舗に行かなくても、買える時代になりましたが、本屋での本との出会いってって偶然のものであったりするので、やっぱり必要だよなって改めて最近思った自分としては、テーマ的にはタイムリーで、突き刺さる部分がありました。
ただ、最後のオチがあっさりしすぎていて、もうちょっともっさり感があっても良いのかなっとも思いました。