お尻探偵

旅のおわり世界のはじまりのお尻探偵のレビュー・感想・評価

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)
4.2
今までの黒沢映画とはぜんぜん違ってそこが新鮮。
レポーター演じる主人公に共感をまったく得難かったが、もがき焦る気持ちは伝わった。歌は心にじんときた。
ウズベキスタンに旅してみようかなという気持ちがわいた。
見終わった後はふつうだと思ってたが次の日になってからじわじわ来ていてる。歌ももう一度聞きたい。



2回目観てきました。
この映画は暗くまわりと馴染めず孤独なヒロインがラストには全く表情を変えてしまうという所に見どころがあると。
1度目は気づかなかったのに2度目ではラストに現地の人へ向ける眼差しから笑顔までまるで別人。まさに新しい扉があいた世界のはじまりなのか。

愛の讃歌にも心が揺り動かされ自分も一歩踏み出そうと思えた。