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西遊記 女人国の戦いのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

西遊記 女人国の戦い(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

「西遊記」を題材に、豪華キャストと最新のVFXで描いたアクションアドベンチャー作品「モンキー・マジック」シリーズの第3作目である本作。印象としては、前作よりも気軽に楽しめる作品であることに間違いはないですし、ドラマ性も感じられたので個人的には好印象。孫悟空を演じたアーロン・クォックや三蔵法師を演じたウィリアム・フォンなどといったキャスト陣は魅力的でしたし、今作のゲストキャラクターである女人国の女王陛下を演じたチャオ・リーインは以前から気になっていた女優だったので、彼女の演技を堪能できたことが何よりも印象的で、これだけでも観る価値はありました。描かれている内容としても、原作とは異なり牛魔王の弟・如意真仙は登場しないものの、女性しか住んでいない国「西梁女人国」を舞台に三蔵法師と女人国の女王陛下が織り成す"結ばれぬ愛の物語"が映し出され、この主軸となるストーリーは単純なものかもしれないが決して悪くはなく、その他にも、妊娠してしまった三蔵法師を通して「命」というものを考えさせられましたし、登場人物らのユニークな掛け合いやコメディはもちろんのこと、アクションも満載で、「E.T.」などといった作品のオマージュも見られましたし、最後まで飽きることなく視聴が出来ました。本作は気軽観るくらいが丁度良い作品。ちょっとした時には最適かと。
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