はぐみ

若おかみは小学生!のはぐみのネタバレレビュー・内容・結末

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

絵柄と話題性に惹かれて観ました。
観終わった後、最悪の気分に。
感想読んでもっと落ち込みました。
胸糞が悪い。

良かったところは絵がうまいところ(眼鏡のレンズの奥と手前に段差がある!すごい!)、ショッピングのシーン(需要と供給の一致)、子どもにとって「女将」は「魔女」と同列の夢ある職業でそれを描いているところ、です。

悪かったところはたくさんあるけれど、一番は「子どもを土下座させる」シーンがあるところです。

労働讃歌、ここで生まれたから旅館業に就く運命云々、テーマを全部仮に受け入れたとしても、「子どもが土下座」してるのを「感動した〜!」って感想で消費するのは絶対におかしいと思います。
絶対だめ。子どもが見る作品なら尚更。それを大人が感動したっていうのも、絶対やっちゃ駄目なことだと思います。おばあちゃん、そこは守れよ。

おっこが旅館で働く理由が「両親は長期休みに時々旅館を手伝っていた。仕事を頑張れば頑張るほど、おっこは両親の姿を見出せるようになる。だから懸命に頑張る」とかならまだ受け入れられたんですが。

鼻くその幽霊もただただ不快だし、観ていて本当に嫌な気持ちになりました。
好意的な意見、レビューの方が多いので批判的なレビューを書くのに勇気が必要でしたが、書かずにはいられませんでした。
楽しんでいる方に水をさしてしまっていたら申し訳ないです。

でもごめん、本当に嫌な作品でした。
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