若おかみは小学生!のネタバレレビュー・内容・結末

上映館(1館)

「若おかみは小学生!」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ジョーカーと比較されてたので興味が出て観た。おっこは職や居場所を得る代わりに自分を殺したんじゃないかと見てるこちら側が不安にさせられた。
2011年に世間を騒然とさせたTVシリーズ「魔法少女まどか☆マギカ」。如何にも少女漫画に登場しそうな可愛らしいビジュアルと、自分の魂と引き換えに魔法少女として魔女狩りを強行させるというパワハラストーリーのギャップが魅力の、それはそれは恐ろしくも、緻密に描かれた素晴らしいアニメ作品です。

しかし第1話放送時はあまり話題にはならず、異色のスタッフが集まった普通の魔法少女アニメという認識しかありませんでした。化けの皮が剥がれたのが、例の第3話。主人公クラスのキャラクターが首から食べられるという残酷すぎる退場に、世間は度肝を抜かれ、とうとう魔法少女と一概に表現できない一線を越えてきたのです。

前置きが長くなりましたが、要するに見た目だけで判断してはならず、ちゃんと中身を見ることが重要ということです。その点、『若おかみは小学生!』も同様に作品ポスターやキャラクターデザインで判断しない方がいいです。

本作は公開前は主人公が小学生という設定に加え、目がくりくりな如何にも幼児から小学生が好きそうなデザインだったため、児童向け映画のイメージが強くついていました。しかし、アヌシー国際映画祭での受賞に加え、ライムスター宇多丸といった多くの著名人から絶賛され、「2017年は『この世界の片隅に』、2018年は『若おかみは小学生!』」と評されることもありました。去年を代表するジャパニメーションの一作として名を馳せることになったのです。


旅館の女将を祖母にもつ少女・織子(おっこ)。地元の神楽を見に行っていた帰り道、おっこと両親の乗る車は事故に遭う。おっこ自身は助かるも両親の姿はない。その後、おっこは祖母のいる旅館に引き取られるも、部屋に少年の幽霊がいることに驚き、そして何故か旅館の若女将として働くことに。幽霊の助言もあり、若女将として成長していくおっこ。彼女は両親が元気に見守ってくれていることを信じ、宿泊客をもてなしていく。母を亡くした少年、男にフラれた美女と深く関わるなかで、おっこは自分が見たことのない世界に触れることに。ところがおっこにとって3番目の宿泊客は、両親をも巻き込んだ自動車事故の関係者だった……

見た目からは想像もつかない程のヘビーな内容で、現在大ヒット公開中の『ジョーカー』をも彷彿とさせる展開も用意されています。おっこの非現実的な体験を通して、ついに自身の現実と向き合うことになるクライマックスは、小学生にはあまりに過酷すぎます。事故のトラウマを乗り越え、一流の若女将と成長していく過程は約90分という尺においてもテンポよく描かれています。また人の繋がりという普遍的なテーマもうまくミックスさせ、全く飽きさせない作りになっているので、近年のアニメーション映画ではまさに傑作に相応しいのではないかと思います。最初はキャラクターのデザインや動きに違和感を感じるかと思いますが、徐々に慣れていくのでご安心を。

少しあからさまに感動させるような描写もなくはないですが、優しい涙に溢れるアニメーション映画です。必見。
息出来なくなるくらい泣いた

おっこが全然泣かなくて、この人泣かないなーって思ってたから、「1人にしないで!」の涙が強烈だった
おっこ気が強くてかわいいのう
まつきちゃんもひたむきで個性的なお嬢様で、一所懸命
登場人物が眩しくてまっすぐに心にはいってくるから、いつの間にか気持ちが物語にのっていてクライマックスでぶわーって涙出てきた
おっこおおお!って叫んだ。
それくらい心が持ってかれてた。
突然の旅館暮らしで出会った奇妙な友達、亡くなったはずの両親
そのすべてが見えなくなって初めて、ひとりぼっちになってしまった孤独に気がつく
でもおっこは一人じゃない。助けてくれる人がいて、居場所がある。
ただの成長物語じゃない、暖かさに触れる作品だった。
アニメーションも凄い。
ショッピングセンターでファッションショーのシーンとか凄く小学生対象の小説の一番いいところ切り取ったみたいにキラキラしてる

大人が真面目に作った子供向けアニメって感じで、久しぶりの良作
絵柄が好みではないためレビューを見るまでは鑑賞する予定はなかったのですが、噂どうりとても丁寧な作りに驚きました。

見えている両親は幽霊ではなく、両親の死を未だ受け入れていないおっこが作り出す幻だと理解した時に平常に見える異常を感じました。

劇場版だけでは拾えない設定や伏線があるのでしょうが、それを抜きにしても傑作と言っていいでしょう。
めちゃくちゃよかったね。
お話もすごい綺麗にしまっていたし、画面もキレイだし、お話も好き。
突然おっこ(主人公)のご両親が亡くなってしまうところからスタートしてえええびっくり…(事前ネタバレなんもしてなかった人)
まあそうせな若おかみならんわな…、てので、両親なくして夢に見たりしてやっぱ生きてたんじゃない…とか言うところでもううるうるなのだが、そういうことを感じさせないくらいにおっこは明るくふるまうのよ。若おかみとしてよ…。
でも時折全然大丈夫じゃないことが分かる。そんなん当たり前やんけだれかケアしてやれよ~!!!
てところにグローリー水領様が…いや、お姉さまキャラ豊富やな今年の夏はよ

一番つらいときを察知して助けに来てくれる水領様、ものっすごく輝いて見えたし、うりぼうが抱きしめようとしてもわかんないつらさ、結局生きた人間を救えるのは生きた人間なんか…てそれもちょっと悲しくなったけどそっちが正しいんだよな…とか。
ミヨちゃんがかわいくてよ~。とか。
あとピンフリもちゃんと公式ライバル!て感じなのにグローリー水領様が輝きすぎててちょっとかすんでた。ウッ好き…。
てので、おっこ、こんな小学生はいないわなんて無粋なことを言ってはいけんので、ほんとに子どもの理想なんだろうな、だってこれは児童アニメなんだからよ…。てなった。
自分の親を意図的ではないにせよ、死なせてしまった人でさえすべて受け入れる。花の湯のコンセプトだからって、そんなの受け入れなくてもいいのに。
いいのに受け入れちゃう器の広さがものすごかった。そんなにできなくてもいいんだよ~もっと甘えろ~!!!と思いつつ、なんて立派なんだ…おっこ…てなった。えらい。

そしてラストの4人での舞。プロローグとの対比が美しすぎてもう、成仏…て感じでしたね。素晴らしい作品じゃった…。
【感想】
絵柄からは想像も出来ないような重い話だった。おっこが良い子過ぎて泣けた。両親を亡くしてるのに、あんな気丈に振る舞えて、大人よりも大人だった。
うり坊とかみよちゃんが祭りの日に消えるのは、原作では何かエピソードとかあるんだろうね。
普通に1クールアニメで観たい。
面白いけど、ワガママな客を如何に納得させる旅館版「美味しんぼ」だな、と観ていたら、ラスボスにオッコが絶対勝てないキャラが登場して、うわ!そこまでやるか!?と驚いた。子供に分かり易いステレオタイプのキャラとエピソードでも繊細に演出と脚本を練ればこんなに感動する作品になるんだな。素晴らしい。
自宅で友人1人と。

2018年のアニメ映画。

監督は「茄子 スーツケースの渡り鳥」の高坂希太郎。

あらすじ

小学校6年生のおっここと、関織子は突如、両親を事故で亡くし、祖母の峰子が営む老舗旅館「春の屋」に住むことになる。しかし、そこには峰子の幼なじみだった幽霊のウリ坊が住み着いており、事故から幽霊が見えるようになってしまったおっこはウリ坊とのいざこざで、ひょんなことから、おっこは春の屋の若女将として修行することになってしまう。

タイトルのなんとも食指の動かなさ具合といい、女児が好みそうなTHE子ども向けアニメな絵柄といい、よく調べる前は全く興味を惹かれなかったんだけど、宇多丸さん含め、好事家たちからの絶賛にミーハー魂が炸裂してレンタルで鑑賞。

いやぁ、御多分に洩れず、とてつもなく良い作品でしたわ。

話は主人公である、織子(以下、おっこ)が両親と神楽を観た帰りに事故に遭うところから動き出す。

のっけから、絵柄に似つかわしくないくらい不穏〜…。

しかし、それからそこまで時間が経過していないであろう、おっこは両親を一度に亡くしてしまうというヘビーな事態にも悲しげな素振りをあまり見せることなく、祖母峰子が営む「春の屋旅館」へ。

この気丈に振る舞うでもなく、案外ケロッとしてるおっこの姿が後々の涙腺決壊シーンに繋がるとは思いもしなかった…。

そして、春の屋のシーンからはウリ坊やおっことライバル関係にあるピンふりの亡き姉、美陽、そして封印されていた鬼の子、鈴鬼といった異世界のキャラクターが次々と登場する。

ここら辺は日常描写というか、他の人には見えない幽霊たちとおっことのわちゃわちゃ感が微笑ましく、なんだ、案外に楽しく暮らしているなぁという印象。

特に鈴鬼のビジネスメガネをサラッとかけて雑誌を読む姿のお前どこまでくつろいでんねんな感じがウケた。

加えて、おっこが若女将として案外早々と機能し始める中(いや、小学生…)、訪れる客たちも個性豊か。

なんかバナナマン設楽みたいな声してるなぁと思っていたら、案の定設楽さんだった神田幸水の息子あかねは登場時の「ゲド戦記」か!ってくらい憔悴した姿がなんか出る映画間違えてるみたいで爆笑してしまったし、占い師のグローリー水領のいいお姉さん感はその後のおっことのふれあい描写が本当に仲のいい姉妹ないし親子みたいで、どうかこの幸せずっと続けと願ってしまったし、それぞれ別個のエピソードながら、おっこにとっては若女将としても、悲しみを乗り越えるためにも必要なシーンとなっていて、良かったんじゃないかな。

そして、白眉は終盤に登場するある親子。

少し癖のあるおっさんだなぁと思っていたら、足が不自由なところは事故にあったから、長らく食事制限されていたのは入院していたからと次々とその背景が明らかになり、実はその正体はおっこの両親を故意ではないにしろ奪ってしまった張本人…って、いやヘビー……。

そんな事実を知り、遂にずっと我慢していた、前を向いていたおっこの悲しみが溢れ出す場面では、最早おっこの親戚のおじさんと化していたので、今すぐにでも慰めにいきたいような衝動に駆られるくらい、不憫だったよ。

けど、水領さんに抱きしめられて、在りし日の頃の両親との記憶、そして邂逅を経て、再び前を向いたおっこ、そして旅館の前で会心の「若女将宣言」…!!

峰子や旅館の人たちじゃないけど、おっこ…強くなったね…と心の中で大号泣ですよ、これは。

絵柄に似つかわしくないくらいヘビーな展開に辟易することもあったけど、それが効果的に生かされていくあたり、やっぱり先入観だけで判断しちゃあいけないなぁと思った作品でした。
所詮ガキ向けの映画とは唾棄出来ないクオリティの高さ。しかし、重い話だけどスゲーさっぱりしてて味気ない。おっこがおっさんが感動するためのダッチワイフに見えてダメだった。
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