若おかみは小学生!の作品情報・感想・評価

若おかみは小学生!2018年製作の映画)

上映日:2018年09月21日

製作国:

上映時間:94分

ジャンル:

あらすじ

小学6年生のおっこは交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する旅館<春の屋>に引き取られることに。旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、子鬼の鈴鬼(すずき)、ライバル旅館の跡取り・真月(まつき)らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の若おかみ修業を始めることに!慣れない修業に、毎日失敗の連続。落ち込むおっこだったけど、不思議な仲間に助けられ、いろんなお客様と触れ合い、も…

小学6年生のおっこは交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する旅館<春の屋>に引き取られることに。旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、子鬼の鈴鬼(すずき)、ライバル旅館の跡取り・真月(まつき)らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の若おかみ修業を始めることに!慣れない修業に、毎日失敗の連続。落ち込むおっこだったけど、不思議な仲間に助けられ、いろんなお客様と触れ合い、もてなしながら、少しずつ成長していく。

「若おかみは小学生!」に投稿された感想・評価

yoyoyotube

yoyoyotubeの感想・評価

4.5
生きること。
職業人として生きること。
強く逞しい映画だった。
あ

あの感想・評価

4.3
キャラデザ、ジャンルでハードルが高いと思っている人、すごい勿体無いです今年観た作品の中でもかなり心惹かれながら観ました。
かめら

かめらの感想・評価

4.1
これ本当観て良かった。

子供が見るからこそ、逆に辛いことも剥き出しで描かれてて、涙たくさん出た。
lp

lpの感想・評価

3.5
交通事故で両親を亡くした小学生が、母方の祖母が営む旅館に引き取られ、そこの若女将になる・・・という話。

元々別日に観る予定だったけれど、公開初週の三連休での興行成績がよほど悪かったのか、都心のTOHOシネマズが軒並み今週末で上映終了予定という異常事態。これは悠長に構えてられないということで急遽鑑賞。

内容こそ「主人公が宿泊客や従業員など、周囲の人と関わる中で若女将として成長する」というド直球ストレートな少女の自立・成長譚。
他方で語り口はややトリッキー。「両親の死を受容できない主人公」を浮き彫りにするために、両親が生きてるかのように映すシークエンスを挿入したり、旅館に憑依する幽霊達との交流を交ぜたりと、ファンタジックな語り口で映画に奥行きを与えている。良作。

ものすごい勢いで公開規模が縮小すると思うので、気になる方はお早めにチェックを!
幸村

幸村の感想・評価

4.7
はっきり言ってこの映画、傑作なので、みんな「キャラデザがキッズ向けすぎる…」とか「大人が一人で見に行くのは恥ずかしい…」とか遠慮してないで見に行っていいですよ(偉そう)。

原作は児童書ということで、基本的にはオーソドックスな子供の成長物語なんだけど、これが凄く良くできている。
主人公のおっこちゃんにはちょっと重い設定があって(まあ小学生にしておかみになってしまうのだからつまりはそういうことだ)、周りの大人や幽霊、クラスメイトに助けられながら旅館に訪れる3組の客をもてなしていく。
この客を『受け入れる』という行為を通して自分の現在、未来、過去と向き合い成長することにより、自らに起こった受け入れ難い現実も『受け入れる』ことができるようになるという構成がまず素晴らしい。
ストーリー以外の部分に関しても、元ジブリのスタッフが関わっているだけあって作画も凄いし、さり気ない演出にもかなり拘っている。子供は細かい演出の意図とかは分からないかもしれないけど、分からなくてもストーリーの本筋にはほとんど影響はないし、もうちょっと大人になってから見返すことで新たな発見があるという楽しみもあると思う。
さらに言えば、主人公を取り巻くサブキャラクター達もみんなキャラが立っていて素敵だ(個人的な推しはグローリーさん)。

唯一惜しいところがあるとすれば、原作20巻分の話を約90分にまとめているので、坂を上り終わった瞬間下り始めるというか、要するに尺の都合で駆け足になってるなあと感じる場面があることで、あと30分あればもっといい感じに消化できたのではないかなあと素人ながらに思う。
というか何ならお金出すからロングverも作ってください!くらいの勢いなのだけど、まあそう簡単にはいかないだろうなあ。

いずれにしてもこの映画、あまり話題になってないけど今年のアニメ、というか映画の中でもトップ3に入るのは間違いないくらいの出来なのでちょっとでも気になってる人は是非見に行ってみて!
takupyon01

takupyon01の感想・評価

4.5
元々はテレビ版アニメにて、一龍斎春水(麻上洋子)氏が、女将の声を当てるってので観始めたのだが、ここまできたら最後まで観るよって事で映画版も観る事を決意。

さて…

テレビ版と異なり、主人公織子の両親についてのエピソードを中心にして、彼女の成長を描くのは感心させられました。

最後の難問に見事に正確を導き出した織子。その彼女が成長した10年後の話が観たくなりました。
TaiRa

TaiRaの感想・評価

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祝日昼間のシネコン、子供連れの家族に囲まれて鑑賞し一人泣く。また吉田玲子脚本で泣いてる。

高坂希太郎にとっては90分越えの長編監督作って初なんだ。名アニメーターの監督作だけあって全体的に作画が良い。屋根から落ちる場面なんか凄い。特に感心しちゃったのはモブキャラの描き込み。小学校の場面では背景の子供たちがちゃんと生きた動きをするし、顔にも個性がある。両親を事故で亡くした小学生おっこが祖母の旅館で女将として働く。そのキッカケは事故の際に命を救ってくれた幽霊の少年ウリ坊の頼み。ウリ坊はおっこの祖母の幼馴染みで彼女に恋したまま短い生涯を終え、そして今でも彼女の側で幽霊として存在し続けている。もうセットアップを説明する段階で泣けるのだが、登場人物たちはみな底抜けに明るい。おっこは事故の後、今まで家族で住んでいたマンションを後にし、一人で旅館のある田舎へ向かうのだが、もぬけの殻になった部屋に「行ってきます」と彼女は明るい声で言うのだ。新幹線の中では隣の席の家族を窓の反射越しに眺める。夜になったら両親が生きている夢を見る。両親のベッドに潜り込んで「な〜んだ、生きてたんだ」と嬉しそうに言うおっこ。この時点で場内の大人たちがすすり泣いてる。失恋して傷心旅行にやって来た占い師グローリーさんが非常にイイ女。声がホラン千秋と知って驚き。普通に上手いな。グローリーが車でおっこを買い物に連れて行く場面、助手席に座るおっこが、実は交通事故のトラウマに怯えているというのを見せて行く流れが良い。最初はおっこに怯えた芝居をさせず、作画面でも変化を見せないので、運転するグローリーが異変に気付くまで観客にも気にさせない様に作ってある。もちろん交通事故で両親を失った子供がこの短期間で車に乗ったら耐えられないのは当たり前だ。ここに限らず全ての芝居が自然で無理なく人間の心に寄り添っている。最後の客に対するおっこの対応は凄まじい境地。キリストかよ。他者の為に生きる事で成長し、成長する事で生を肯定し死を受け入れる。初めて旅館に来たおっこが虫やヤモリに怯えていたのに、終盤ではイタズラしていた子供からヤモリを守り平気で触る。田舎に慣れた、という事だけでなく彼女が全ての生を肯定する人間になったという事も表現している。
小学生の頃文庫本読んだな〜、まさかの若おかみが映画化。
DLEとマッドハウス、絵が綺麗すぎた。内容は序盤からかなり暗い幕開けをするが最後は明るく希望に満ち溢れた。長閑で自然に満ち溢れた旅館、温泉やお料理全てが魅力的であった。旅館っていいなぁ。そんな旅館で小学生にして若おかみとなるおっこの生きる姿勢に感動。自分もおっこのように前向きに生きていきたい。そう、脚本が吉田玲子でビックリした。
masaw

masawの感想・評価

4.2
やたらと評判が良いので観てみましたが、序盤から結構キツい展開で、最後はしっかり泣かされました。ただ、尺の関係か結構重たいエピソードも駆け足で進むので、かなり良いバランスだったのではと思います。断じて子供向けとは言えない内容なだけに、キービジュアルの画がもう少し何とかならなかったかなぁと思いますねぇ…
いやぁ素晴らしかった!
美しく滑らかなアニメーション、丁寧に展開されるストーリー、どれを取っても素晴らしいの一言。

タイトルやキャラクターデザインで敬遠する人も多いだろうけど、これを観ないのはもったいない。
子供はもちろん、子供だった全ての人に見てほしい。

主人公・おっこ役小林星蘭はもちろんのこと、宿泊客役の声優も非常に演技が上手い。しかもバナナマン設楽、ホラン千秋というタレント声優の後に本職である山寺宏一を持ってくる理由は観てて「そうきたか!」と唸らされた。
一生懸命なおっこに癒されて、泣いて、最後のエンドロールで藤原さくらの優しい歌声が全てを包み込む。

ホント、話題になってないのが惜しすぎる作品。
騙されたと思って劇場に足を運んでみてほしい。
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