同名のテレビアニメ版も有りますが、
この劇場版とはストーリー的に繋がっていないので、見ていなくても大丈夫です。
(私もテレビアニメ版は見ていません)
タイトルや絵は子供向けの感じ。
けれど、他の方々のレビューを読むと ストーリーは意外に大人向けとのことで、
試しに見てみました。結果、とても良かったです。
原作は児童文学ですが、設定は 少し重いです。
けれど絵が可愛いので、小さな子供でも安心して見られる作品だと思います。
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< ストーリー >
小学生の関 織子は、皆から『オッコ』というニックネームで呼ばれています。
ある日、オッコと両親が車に乗っていると、
反対車線を走っていたトラックが中央分離帯を乗り越えて オッコ達の車へ・・・。
その事故で、オッコの両親は亡くなってしまいます。
一人になったオッコは、祖母が経営する花の湯温泉の旅館『春の屋』に引き取られ、
そこで男の子の幽霊『ウリ坊』と出会います。
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オッコも ライバルのピンフリも、とても しっかりしていて
いくらなんでも小学生とは思えず、違和感が有ります。
せめて高校生くらいの設定であれば 違和感も無く、
スコア評価も5.0にしていたと思います。
(それだとタイトルが『若おかみは高校生』になってしまいますが)
でも、年齢設定以外は ほぼ満点の出来です。
ストーリーも とても良くて、
最初のお客 アカネのエピソードから涙腺が弛み始め、
最後のお客では 涙が溢れてしまいました。