想像以上！
予告編を見た時アニメーションのタッチに若干の違和感があったが、実際に見てみて違和感は一切無かった。つまり、アニメーション化に当たりこの描き方が一番だったのだろう。
ストーリーは、勿論素晴らしいのだが、キャラクターが魅力的。ここまで面白く魅力的なキャラクターというのも珍しい。
旅館に訪れる人も大なり小なり何らかの悩みを抱えている。両親を事故で失うという事は、中々シビアな状況かもしれないが、前向きに生きるおっこと周りの人達にも勇気をもらえる。彼女が旅館の客に何らかのいい影響をもたらしている事は言うまでもない。
今年のアニメーション作品の中では1番かもしれない。
原作は、児童文学との事で読んではいないのだが、是非読みたいと思う。
追記：
登場人物全員いい人論的な事も無くはないと思いますが、映画にはそれぞれ世界観や設定があり、其々良い面を持っています。児童文学という事もあるとは思いますがこの映画に悪い人と一般に解される人を登場させる必要は無いと思います。
まあ、少なくとも僕には彼らが全員いい人だとは思いません。逆に悪い人だとも思いません。人間ですから、みんな葛藤してますよ。笑
