性差別の社会風刺映画。
男女の立場が変わったことで主演の男性が自分が女性に対してしてきたことに気づく。ラストも同様。
自分が相手にしていることを客観的な視点で見てみよう。という映画。
日本は映画内みたいな性差別はないと思うが、風刺としての掴みは良かったと感じる。
主演の男性も女性として生きる世界では性格も女性らしくなっていくという不思議な設定だった。そこは自分を突き通さないんだ。と思ってしまった。
設定がややこしいだけに、何かある度に「男が女になってる設定やからか」と言うのを反復していた。
伝えたいこと自体は難しくないが、観ている私たちは、おおよそ男性か女性の目線で観ることになるのが厄介だ。