このレビューはネタバレを含みます
男女逆転を扱うフィクションはあれど、今まで私が見てきた中で、ここまでやった作品はあまり思い浮かばないかも。
ラストでの現実世界で街を歩く女性の姿を見て、すごくゾワゾワした気持ちになってしまった。男女逆転世界で見せられる男性への差別的な扱いがそのまま女性へ向けられる差別であることを思い出させてくれる。あの世界に対して思ったことがこの世界にも同じように言えるんだということ。ラストの演出がうまいな〜と感じました。
「女には子供っぽいところがあるから」ってシーンは、「男は永遠の少年」っていう言い分をものすごく腹立たしく思っているので、いかにアホらしいか再認識させられました。
