このレビューはネタバレを含みます
《伝説誕生》の興奮をそのままに、更に、王バーフバリの人となりがもはや完璧過ぎて惚れるレベル。今回ももちろん歌と踊り、どのシーンも無駄がなくて、休む暇がないくらいスクリーンに釘付け。前半のカッタッパとバーフバリが旅の途中にデーヴァセーナと出会い、芝居するところは何度も笑った。後半はドロドロしていたからあの前半部分は貴重。ヒロイン、前作のアヴァンティカも美しかったけれど、デーヴァセーナも美しかった。どちらも美しいだけでなく、逞しくて強いところがいい。バーフバリがデーヴァセーナを船で連れて帰るシーンよかったな。あれって空飛んでるよね?うわーってなった。そして、父も息子も一目惚れ体質で愛情深く一途なのがお茶目で真摯で好感度が高いなと。逆にバラーラデーヴァのちっぽけな妬みや僻み根性は見ていてしんどかった。その被害者は多いけれど、いちばんかわいそうだったのはデーヴァセーナの従兄弟のクマラ。生きていて欲しかったな。