ねーじ

翔んで埼玉のねーじのネタバレレビュー・内容・結末

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

東京のごく一部以外の見下し方が極端で面白かった。
埼玉県の貧困具合や群馬の秘境っぷりの誇張の仕方、埼玉と千葉のライバル視してる感じなど、田舎のこちらからみても面白さが伝わった。

ストーリーとしてはまぁそこまでおもしろいものでもないが、ネタが満載で十分に楽しめる。




埼玉県民の女が結婚のための両家の顔合わせだったかな?忘れたけど、婚約者と待ち合わせのため両親の車に乗り、会場に向かっている車内のラジオで流れてきた埼玉の歴史?みたいな物語がメインストーリー。

東京のエリートのみが通える学校に転入してきた謎の主人公が、一気に学園のトップに駆け上がり、学園を支配する学園長の息子(娘)を圧倒する。
メロメロになった娘はこれまで偏見の塊だったが、主人公にホレてから、実は埼玉県人だった主人公に協力し、父親の不正を暴こうと暗躍する。
埼玉県人の権利を獲得すべく動く主人公と、ライバル県の千葉がぶつかり合い共倒れを狙う東京の犬の神奈川県。
最終的に千葉と共闘し東京に攻め入り、マスコミの注意を引きつけたところで東京の不正を暴き埼玉の権利を獲得する。


ラジオを聞き終わった後、偶然同じように車内でラジオを聞いていた婚約者が県民愛に目覚め、結婚後は東京に引っ越す予定だったのに春日部に家を立てると言い出し、東京に憧れていた女はがっかりするというオチもあって面白い。
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