2020年 鑑賞
「パタリロ！」で有名な魔夜峰央先生原作コミックの実写作品。まあゆるゆるだが...、コミック実写化反対！思い入れ強い作品は絶対受け付けない！でもオリジナル設定、未読・原作がコミックと知らない作品は、観てみたいになりやすい！
魔夜先生らしい、突飛な世界観と衣装！むしろ普通こそが異色な作品。日本アカデミー賞にノミネートされたのが不思議。
まさに魔夜先生ワールド全開。宝●ちっくで、誰かもわからないような衣装と化粧。誇張された埼玉(そもそも埼玉への差別はないはずだが...)への差別(日本一の貧●率？)とか、あらゆるパロディ(MIシリーズや、格付け、踏み絵等...)、同原作者の「パタリロ！」の実施のキャストまでいる...！
豪華キャストに、GACKTさんのような、普段映画にたっぷり登場しないようなレアで高貴な役者さんもいるが、二階堂さんの男性役が凄く良かった(お約束のBL展開あり？)！島崎さんのツッコミが絶妙なバランス！
もう東京と埼玉だけじゃないし、千葉に茨城へのディスりも凄いし(群馬のUMAのニュースも所々入ってくる)...
デュークの登場と麗様の埼玉解放軍をまとめる演説は、胸に染みた！
埼玉と千葉の決戦方法が...何？いつの時代なの？やはりゆ●●●んや●●●●おじゃ薄い？そんなの関係ない？
唯一の伏線ちっくなのが、ぐ...だってぇぇぇ！そこから一気に結末へ！特に深く考えずとも楽しめる作品だった。が、あれは、ねぇ？あれには、ちょっと、ねぇ...
千葉には海があり、埼玉は住みやすい。が、どこでも、誰もが、出身地への愛や埃... もとい誇りがあるものだっ！でもライバル心もお忘れなく！それが一番言いたかったのでは？
なぜか耳残る“北も南も埼玉〜♪”、ついついやっちゃう“埼玉ポーズ”、EDのはなわさんのの歌もいいよね！で、演説のいい作品はいい作品だと思ったのに、結局BLかよ〜、魔夜先生ぇ〜....
余談:これも極貧時代で、我が街での上映と重なり、「金の無い田舎人は、そこら辺の草でも喰わしておけっ！」と、言われていたように感じ、観に行けなかった...
916(20-43)
