とんこらばす

トゥー・リブ・アゲインのとんこらばすのレビュー・感想・評価

トゥー・リブ・アゲイン(1998年製作の映画)
4.0
16年間自宅に監禁されていた女性を救い出すというストーリー。

母親は、娘大事さ故に、娘を一切外出させずに守ろうとする
端から見たら監禁されている事態に、ソーシャルワーカーその他の福祉関連の部署が虐待の疑いで捜査に入る
どちらも、女性のための行動ではあるが、正反対のアプローチとなっている。

端から見れば、母親がどうかしているのはあきらかで、
一度は母親が自宅に連れ帰るも、暴れるために病院き再度入院させていることからも、母親の力不足あるいは愛情の歪みは明らかだが、
結局最後まで、母親は変わることがなかった。

本人から「生き直す」という台詞があるが、
自分の力で人生を選択することが幸せだという、力強いメッセージだったと思う

最後の、「君にはその(幸せにいきる)権利がある」という判事の言葉が響いた