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ビリーブ 未来への大逆転のpekoのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
4.3
アメリカ合衆国の最高裁判事となったルース・ベイダー・ギンズバーグの半生と歴史を変える史上初の男女平等裁判に挑んだ実話。

恥ずかしながらRBGを知ったのは今年公開の『チャーリーズ・エンジェル』のラストだった。そして最近あった訃報。知るのが遅かったなとも思うけどこの映画を観る事が出来て、知る事が出来て率直に良かったなと思う。
女性の立場の弱さが目立つ部分かと思いきや問題はそうじゃなく、男女の平等性。実際この事例は男性が法律的に不利な状況にある事を問題視した話。昔から根付いてきた男性はこうあるべき、女性はこうあるべきといった考え方がいつまでも時代に沿うはずがない。昔は今じゃないし今は昔じゃない。時代に合わせて法律も変わるべきだと最後の彼女の弁論は本当に人の心を動かす素晴らしい説得力と信念が詰まっていて感動した。

彼女の偉大さに敬意を込めると共に他人事だと過去の出来事だと思わず未来の為に逞しく生きていきたい。
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