まの

ビリーブ 未来への大逆転のまののレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
4.2
先日亡くなったアメリカの最高裁判事である女性、ルース・ギンズバーグの事を描いた作品。

女性は家庭にいるもの、女性が仕事につくなんて、まして弁護士などとんでもないと言う時代に生き、法の元での男女平等を訴え続けた信念、強さ、時には自分の娘をも論破してしまう頭の良さ、常に背筋を伸ばし前を向いて歩く姿が印象的でした。彼女の1番の武器は彼女を信じ、いつも支えてきた夫マーティです。こんな素敵な夫がいたから彼女は輝き続けられたんですね。

ラストの弁護士として自分の思いの丈を裁判官達や傍聴席の人たちに陳述するシーンはとてもよかったです。久しぶりに観入ってしまった映画でした。
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